ピンボールヤマト

2023.12.19

PFAS分析への貢献
「人と地球の健康」のために

科学技術の発展に伴い、私たちの日常生活を支えるモノの品質も向上してきました。しかし、これらに含まれる化学物質には、人の健康や地球に影響を与えるものもあります。近年、有機フッ素化合物(PFAS)が大きな注目を集めています。

 

PFASとは?

PFAS(ピーファス)は、有機フッ素化合物の総称です。有機化学で最も強い化学結合の一つである炭素とフッ素の結合(C-F結合)を含み、熱、油、汚れ、水への耐性を持つことから、その用途は多岐にわたります。これらの性質は製品の品質向上に役立ちますが、一方で環境への影響が問題視されています。

PFASについては、地下水や飲料水、地表水、大気、土壌、および野生生物からの検出に関する報告があります。用途が広く、分解されにくい性質のため、私たちを取り巻く環境への蓄積も指摘されています。

PFAS規制と島津の分析機器

世界的なPFAS汚染の拡大を食い止めるために、さまざまな規制や条約が制定されています。

残留性有機汚染物質(POPs)の規制により、欧州諸国ではPFASの一種であるPFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)及びその塩の使用が制限されています。加えて、ストックホルム条約では、PFOSとペルフルオロオクタン酸(PFOA)とその塩及びPFOA関連物質の世界的な排除に向けた制限を設けています。このように様々な規制の制定に伴い、PFAS分析の需要も高まっています。

島津の分析機器は、PFAS分析にも活用されています。当社グループのShimadzu Scientific Instruments (SSI、米国)では、PFAS分析に関する動画を制作しました。

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  • ※本動画は英語音声・字幕で構成されています

この動画では、SSIで環境分野を担当するRuth Marfil-Vega(Ph.D.)が、環境分析機関向けにPFAS分析に関する質問について話します。環境分析機関がPFAS対策に迅速に取り組み、新たな規制要件を満たすために直面している課題を取り上げています。

  • ※SSI制作のPFAS特集Webページ(英語):

島津グループは、社是「科学技術で社会に貢献する」のもと、世界のパートナーと共に「プラネタリーヘルス(人と地球の健康)」を追求し続けます。

 

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